3次元設計・3次元精密測定
リバースエンジニアリング
3次元設計
3D設計ソフトAutodesk Inventorを2011年に導入、企画設計しています。
3D設計は、完成イメージをもとに、お客様と意思疎通が出来る為、より良い設備に改造していく為には必要不可欠です。導入以来、様々な設備を設計してきました。
機械装置設計
配管設計
組立図面や単品図の作成
3次元精密測定
FARO FOCUS
FARO FOCUS
小型・軽量の長距離測定用3Dスキャナーです。
この3Dレーザースキャナーにより、長時間停止できない設備や、高温で近づけない設備、足場が必要な高所での採寸スケッチが容易になりました。
メリット
- 安全性:離れた地点から設備を測定する為、安全に作業が行えます
- 低コスト:高所での足場設置費用や、短時間で測定可能な為時間的コストが削減
- 確実性:測定範囲は0.6m~330mで範囲誤差は±2㎜
活用事例
- 既存設備を測定し、設備改造図面への反映
- 広範囲設備の図面化
実例1
複雑な設備改造工事を3Dシミュレーション化することにより、工期や予算を削減。
1. 既設の設備を測定し、データ化
2. 3D設計
3. 既設データに3DCADモデルをフィットさせ、施工シミュレーション
4. 製作・取付工事
5. 完成
実例2
1. 設備全体をスキャン
2. 測定データを編集
3. 設計図を作成
FARO ARM
FARO ARM
3Dでの検査、治工具の確認、CADとの比較、寸法検査、リバースエンジニアリングなどに最適な、7軸ポータブル測定器です。
測定精度は、範囲1.8mで0.024㎜
この測定器により、リバースエンジニアリングを可能にしました。(リバースエンジニアリングとは、図面のない部品をデータ化し、そのデータを基に設計図を起こすこと)
実例1ロール
1. 図面データのないロールを測定
2. 測定データに機械要素を照らし合わせながら編集
3. 製作図面作成
実例2ホルダー
1. 図面データのない機械部品の測定
2. CADモデル化
3. 図面作成
4. 製品化
リバースエンジニアリング完了
お客様の要望にいち早く答える為、
3D測定・設計事業部を立ちあげました。
3D設計では、図面を読むことが不慣れな担当者とも、完成イメージ図をもとに意思疎通ができ、お客様の要望を設計に反映することが容易になりました。
今後は、さらに3D点群測定データをもとに現状を把握し、改造工事計画や設備保全計画を事前に立てることで、お客様の手間を軽減し、効率的に最適な設備メンテナンスに役立てるよう努力して参ります。
3次元トレースサービス
お手持ちの2次元図面を3次元データ化するサービスを開始しました。
単品図トレース~アセンブリ作成することで、完成図が明確になります。トレース完了後は、組立図・単品図・製作図を作成することが出来ます。
出張測定サービス
- 1. 図面のない既存設備の3Dデータ化、図面化
- 2. 大規模設備の測定、図面化
- 3. 足場が必要な高所の採寸スケッチ
- 4. 機械搬入・据付工事の干渉チェック
- 5. CADデータと完成部品の比較検査
- 6. 寸法解析
- 7. リバースエンジニアリング